泥の中から蓮が咲く。それをするのは蓮じゃない。
- junshin23
- 6月3日
- 読了時間: 1分

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「蓮と鶏」
泥のなかから 蓮が咲く。
それをするのは 蓮じゃない。
卵のなかから 鶏(とり)が出る。
それをするのは 鶏じゃない。
それに私は 気がついた。
それも私の せいじゃない。
※出典:金子みすゞ「蓮と鶏」
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あたりまえだと思っていたことが、実はとても尊く、
ありがたいことだったと味合わせていただける詩。
煩悩を抱え、
迷いの中にいる私たちが、
手を合わせて仏さまの名を称える姿を、
お釈迦さまは「分陀利華(ふんだりけ)」と喜ばれました。
金子みすゞさんが「それをするのは 蓮じゃない」と
詩に詠んだように、
まわりのさまざまなご縁やはたらきによって、
自然と咲いたものなのかもしれません。
人との別れ――
その深い悲しみを通して、
私は仏教に出会い、手を合わせるようになったのかもしれません。
当たり前のように手を合わせている私
でもその姿は、多くのご縁と、はたらきに支えられて生まれた
かけがえのない尊いものだと味合わせていただきました。
南無阿弥陀仏

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